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高血圧|メディカルケア内科の診療科目

TEL.052-701-1021

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高血圧は、上の血圧が140mmHg以上、または下の血圧が90mmHg以上、もしくは両方を満たす場合に診断されます。高血圧はサイレントキラー(静かなる殺人者)と言われるように、ほとんどの人で自覚症状がないにもかかわらず、高血圧が続くと血管が硬く細くなり(動脈硬化)、脳卒中(脳梗塞や脳出血)や心臓病(狭心症や心筋梗塞、不整脈、心不全など)、腎臓病などの重大な病気になる危険性が高まります。高血圧の治療は、健康寿命を延ばす上でとても大切です。

セルフチェック

下記の項目に当てはまる方は
高血圧のリスクが高い状態です。
生活習慣の改善や、病院での検査が必要です

  • 血圧が高いといわれた
  • 家族に高血圧の人がいる
  • 塩分の多い食事を摂りがち
  • 肥満気味である
  • 喫煙の習慣がある
  • 医師からタンパク尿や血尿を指摘された

検査方法

当院では、次の3つの検査で
高血圧の診断を行います。
各種検査と問診を
組み合わせることにより
正確な診断が可能になります。

TEST1
診察もしくは健診による血圧測定

病院やクリニックで測る血圧を診察室血圧といいます。病院では緊張して血圧が上がることがあり、白衣高血圧ともいいます。

TEST2
家庭血圧の測定

家庭で測る血圧の事を家庭血圧といいます。家庭では同じ条件や同じ時間での測定が可能なことが多く、より正確な数値を知るのに有効です。朝と夜の二度の測定がすすめられます。朝は起床して1時間以内にトイレを済ませて、朝食前に測定しましょう。夜は就寝前に測定します。部屋の温度を快適に保ち、静かに心を落ち着かせ、リラックスした状態での測定を心がけるとよいでしょう。通常は診察室血圧より5mmHg程度低いといわれています。測定値は記録して診察時にご持参ください。

TEST3
血液・尿検査

血液検査では主に腎臓の機能、血糖のコントロール状態、コレステロールや中性脂肪について調べます。二次性高血圧を見つけ出すうえでも重要な検査となります。尿検査では、主に尿蛋白や血尿が出ていないかを調べます。高血圧では腎臓の血管の動脈硬化により傷つく場合があります。腎臓は一度障害されると回復の難しい臓器ですので、予防のためにも尿検査は大切です。

名東区メディカルケア内科の
高血圧治療の強み

高血圧治療の強み

STRENGTH. 1薬物療法や生活習慣の改善などの組み合わせによる効果的な治療

高血圧治療の強み高血圧の治療はひとつだけを集中して行うよりも、組み合わせて行うことで効果が期待できます。薬を始めた後でも、生活習慣の修正により薬の量を減らすのに役立つ場合があります。

高血圧をトータル的に治療

STRENGTH. 2専門医による適切な診療・治療

専門医による適切な診療・治療内科学会総合内科専門医が全身状態、生活スタイルなどトータルにみながら診断と生活習慣の改善から内服治療を行っていきます。

医師・管理栄養士・看護師によるチームでの生活指導

STRENGTH. 3医師・看護師・管理栄養士によるチームでの生活指導

医師・管理栄養士・看護師によるチームでの生活指導当クリニックでは医師と共に管理栄養士、看護師によるチームで運動や栄養指導を含めた生活指導を丁寧に行っています。生活習慣の修正により肥満やと耐糖能異常、脂質異常症など多くの生活習慣病の治療および予防、においても重要なものです。
高血圧の方の食事についての詳細はこちら

高血圧とは?

血圧は、心臓から全身に送り出された血液が血管の壁を押すときの圧力です。血圧の値は、心臓から押し出される血液量と、血管のしなやかさによって決まります。上の血圧(収縮期血圧)は、心臓が収縮し血管に最も強い圧がかかっている時の値です。下の血圧(拡張期血圧)は心臓が拡張しているときに血管にかかる圧力の値です。心臓が収縮するごとに上の血圧と下の血圧が生じます。

上の血圧が140mmHg以上、または下の血圧が90mmHg以上、もしくは両方を満たす場合に「高血圧」と診断されます。

高血圧は日本で患者数が最も多い病気で、現在4000万人以上の患者さんがいると推計されていますが、病院等で適切な治療を受けている方は3分の1程度と考えられています。治療を受けても目標の血圧に達していない人だけではなく、自分が高血圧であるか知らない人も多いですので、注意が必要です。高血圧は糖尿病、高脂血症、痛風と共に生活習慣病の一つとされており、その中でも高血圧は我が国で最も患者数が多いとされています。

高血圧の種類について

本態性高血圧

本態性高血圧とは、遺伝や環境要素など原因がはっきりしない高血圧のことで、日本人の高血圧の約9割がこの本態性高血圧に分類されます。

高血圧の発症には、遺伝や体質といった遺伝的要素と家族で似た生活環境(食事など)にあるという環境要素の両者が原因の可能性が考えられます。家族に高血圧の人が多い家庭では高血圧が起こりやすくなるので、機会をみて血圧を測ることも大切です。

二次性高血圧

高血圧のかたの約5~10%程度にホルモンの分泌異常(内分泌疾患)が原因で高血圧を来すことがあります。これを二次性高血圧と言います。

二次性高血圧の場合、早期発見・早期治療により根本的治療が可能な場合は、治癒できる可能性もあります。

検査は各種ホルモンや血糖値、脂質異常、腎機能などをみるために血液検査や尿検査を、また場合によってはCTやMRIなどの画像検査を行います。主な病気は原発性アルドステロン症、褐色細胞腫などの内分泌疾患や腎動脈狭窄です。

妊娠高血圧

もともと血圧が正常もしくは低めだった妊婦さんが、妊娠の途中から高血圧になる場合があり、妊娠末期に近づくほど起こりやすくなります。母体や胎盤、胎児に影響が出ることがあるので注意が必要です。妊娠前から体重の適正化を心がける必要があります。

高血圧になる原因

高血圧になる原因としては、塩分の過剰摂取、肥満、過度の飲酒、精神的なストレス、睡眠不足、喫煙、自律神経の調節異常、睡眠時無呼吸症候群などがあります。高血圧を予防するためには食事などの生活環境を整えることが大切です。

高血圧が引き起こす他の病気とは

高血圧を放置していると下記のような病気につながる可能性があります。早めに病院を受診することで他の病気の予防につながります。

脳血管障害

脳出血、脳梗塞、くも膜下出血

心臓疾患

冠動脈狭窄、狭心症、心筋梗塞、心肥大、心不全など

腎臓の障害

長期間の高血圧は腎不全など腎臓の障害をひきおこします。

全身の血管の障害

高血圧は全身の血管の老化をすすめます

高血圧の治療方法

高血圧の治療方法

軽症な高血圧の場合には生活習慣の改善から治療を始めます。減塩、肥満の予防や改善などに加えて、運動習慣や食事内容の見直しなどが有効です。禁煙も推奨されています。アルコールを飲んだすぐ後は血圧が下がりますが、継続して一定量以上を飲むと高血圧の原因になりますので、アルコールの摂りすぎにも注意が必要です。

生活習慣を改善しても血圧がなかなか下がらない場合には、降圧薬による治療が開始されます。一般的には診察室血圧130/80mmHg未満を目標に治療を行います。血圧を下げる薬には多くの種類があり、高血圧のタイプや他の病気の有無などによって最適な薬を決めていきます。

十分に血圧を低下させるためにいくつかの薬を組み合わせなければならないこともありますが、最近では2種類以上の薬が含まれる配合剤が登場し、服薬の負担が少なくなるよう工夫されています。

二次性高血圧の場合は、原因となっている病気や症状の治療も必要となる場合があります。

高血圧を予防するために

高血圧を予防するためには、第一に適正体重を維持することが重要です。調味料や加工食品の摂りすぎに注意し減塩につとめましょう。運動はウォーキングや速歩など毎日30分以上、週180分以上行うことが推奨されています。また、高血圧を含めた生活習慣病の予防には、睡眠不足の改善や過度なストレスを避けることも重要です。

高血圧についてのよくある質問

高血圧についてよくある質問をまとめました。
高血圧について気になる点がありましたら、
こちらの内容をご確認ください

高血圧はいくつから気をつければ良いですか?

年齢が上がるにつれて血圧が高めの人の割合が増えていきます。健康診断で血圧が高めと指摘されたら、食事や運動に気をつけ、少しずつでも改善していきましょう。何歳から気をつけても早すぎるということはありません。また何に気をつけたらよいのかわからないことも多いと思いますので、その際にはご相談ください。

高血圧の診療・治療は何科に行けば良いですか?

一般的には、内科での治療になります。治療が難しい際には、当クリニックでは循環器内科専門医の診療紹介をします。内分泌疾患が高血圧の原因になっている際には、内分泌内科専門医の診断や治療が必要になることがありますのでご相談ください。

高血圧以外に特に症状はないのですが、治療したほうが良いのでしょうか?

高血圧はサイレントキラー(静かなる殺人者)と言われるように、ほとんどの人で自覚症状がないにもかかわらず、高血圧が続くと血管が硬く細くなり(動脈硬化)、脳卒中や心臓病、腎臓病などの重大な病気になる危険性が高まります。高血圧の治療は、健康寿命を延ばす上でとても大切です。

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