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管理栄養士が教える!糖尿病の食事で気を付けるべきポイント【基本編】

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管理栄養士が教える!糖尿病の食事で気を付けるべきポイント【基本編】

糖尿病の食事
2020.11.30
糖尿病

糖尿病になったら、厳しい食事制限があり、食べられないものがでてくると思いがちですが、食べてはいけないものやこれさえ食べればよいといった特別なメニューは何もありません。

自分の体にみあったエネルギー量(必要カロリー)と栄養バランスがとれた食事を規則正しく摂取することが基本になります。

適正体重を維持するための適切なエネルギー量の摂取

適正体重

必要以上にエネルギー量(カロリー)を摂取したり、逆に制限しすぎて必要なエネルギー量が不足したりすることがないように、自分の体重にみあった適切なエネルギー量を摂取することが大切です。

もしも、今の体重が目標体重より大幅に重い場合は、現在の体重から3~5%の減量をすることから始めましょう。また、75歳以上の高齢者のおいてはフレイルの予防などの観点を考慮する必要があります。ご不明な点やご質問は医師や管理栄養士におたずねください。

目標体重の目安①

65歳未満:   [身長(m)]2×22
65歳から74歳: [身長(m)]2×22~25
75歳以上:   [身長(m)]2×22~25

総エネルギー摂取量の計算方法

総エネルギー摂取量(㎉/日)=①目標体重(㎏)×②エネルギー係数(㎉/㎏)

身体活動レベルと病態によるエネルギー係数(㎉/㎏)②

①軽い労作(大部分がデスクワークなど座位の静的活動): 25~30
②普通の労作(座位中心だが通勤・家事、軽い運動を含む):30~35
③重い労作(力仕事、活発な運動習慣がある):35~

栄養バランスがとれた食事を

適切なエネルギーの中で、炭水化物、たんぱく質、脂質のバランスを考えて、ビタミンやミネラルを不足することなく摂取することが大切です。

一食のなかに、主食、主菜、副菜、汁物をそろえる献立にし、いろいろな種類の食材を様々な調理方法で食べるようにします。

栄養バランス食 参考①

栄養バランス食

エネルギー管理を容易にし、さらに栄養のバランスを保ちながら食事内容が多彩になるように考案された糖尿病の食品交換表(日本糖尿病学会〔編〕:糖尿病食事療法のための食品交換表第7版)を活用すれば、より簡単にバランスのとれた食生活をおくることができます。

食品を栄養素ごとに6つのグループに分けて、それぞれの適正な量や3食と間食の配分量もサポートしてくれます。

栄養バランス食 参考② 「糖尿病食事療法のための食品交換表(第7版)」

表1 穀類・イモ類・炭水化物の多い野菜と種実・豆(大豆以外) 炭水化物
を多く含む食品
表2 くだもの
表3 肉類・魚介類・大豆、大豆製品・卵・チーズ たんぱく質
を多く含む食品
表4 牛乳・乳製品(チーズを除く)
表5 油脂・脂質の多い種実・油を多く含む食品 脂質
を多く含む食品
表6 野菜類(炭水化物を多く含む一部の野菜以外)・海藻・きのこ・こんにゃく ビタミン・ミネラル
を多く含む食品

※糖尿病予防および管理のための栄養と運動から抜粋

《日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン2016」》

炭水化物50~60%エネルギー、たんぱく質20%エネルギー以下、脂質20~30%を目安とする

※脂質が25%超える場合は、多価不飽和脂肪酸を増やす

1日3回、規則正しい食生活に

規則正しい食事

規則的な食事の習慣は、著しい高血糖や低血糖を避けることができ、血糖値を安定させます。

そのため、食事を抜いたり、まとめ食いをしたりせず、朝食・昼食・夕食の3食を均等になるように食べ、食事時間も一定の間隔をあけて規則的に摂るようにすることが大切です。

また、夜遅い時間や寝る前に食べることは避けましょう。

さらに、血糖値の急激な上昇を抑えるために、しっかりよく噛んでゆっくり時間をかけて食べることも重要なポイントになります。目安として1食最低15分以上をかけて食べてみましょう。

毎日続けて”習慣化”することでより高い効果がでます。

メッセージ

何より楽しくおいしい食事は人生をより豊かなものにする大切な要素です。

あなたの体や病気の状態、生活スタイルにあった食事療法を実践できるよう、私たちが誠心誠意サポートします。

わからないことや困っていることがあれば、それを放置せず医師や管理栄養士、看護師にご相談ください。

また、次の記事では糖尿病の方の食事について、メニュー選びや調理方法、食べ方等実践的な方法をご紹介しています。

こちらもあわせてチェックしてみてください。

【実践編】糖尿病の食事で気を付けるべきポイント-メニューや調理方法について-

今村 智美

今村 智美  管理栄養士

あなたらしさを生かした健康づくりのご提案と、笑顔で取り組める継続的なサポートをご提供します。 食事療法にはあまり関心がないという方も一度、食事や栄養について一緒に考えましょう。

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